フルカワ
どうもこんにちはフルカワです。今回はFF7リメイクの世界にて、エアリスのセリフに気になるところが非常に多く存在します。
普通にプレイしていては決して理解することはできないため、わかりやすく説明していきます。
今回のエアリスは原作のエアリスとは異なる記憶や世界についての知識を持っています。だからこそエアリスのセリフは難解です。
今回の記事がセリフ考察に役立てば嬉しいです!
目次
エアリスはこの世界線で起こることを知っている
既に他の記事でも詳細に考察していますが、エアリスは他の世界線での記憶を保持しています。
そのため原作FF7の世界で起こることをすべて知っています。
ミッドガルを出てからどのような旅をして、セフィロスとどのように関わり、そして自分がどのような最後を迎えるのか。
これらすべてを知っていることは間違いありません。それは今回のエアリスのセリフからも明らかです。
また前回の記事「【FF7R】クラウドとエアリスが他の世界線の記憶を持つ根拠まとめ【セリフ考察】」からも明らかです。
これが本記事の理解には前提となりますので、まだご覧になっていない方は先に以下の記事をご覧ください!

それでは私が気になったエアリスのセリフはたくさんありますが、まずは神羅ビル内でのセリフの意味をご紹介します。
エアリスのセリフの意味を考察
chapter17にて、宝条の実験サンプルを倒した後にセフィロスと対峙した結果倒れてしまったクラウド。目を覚ますとかつてエアリスが幼少期を過ごした神羅ビル内の一室。
そこでレッド13も含めて、初めて’フィーラー’についての話を聞くことになります。その際のエアリスの発言が非常に難解です。ここを考察していきます!
話の流れとして・・・
バレットが一人でプレジデントを抹殺するため、「クラウド、お前はエアリスを連れて脱出しろ」と言った瞬間フィーラーが現れます。これが’フィーラー’という言葉の初登場です。
するとレッド13が以下のような発言があります。
レッド13「フィーラー、運命の番人という理解が最適だ。運命の流れを変えようとするものの前に現れ行動を修正する、言い換えればこの星が生まれて消えるまでの運命」
ティファ「その流れはもう決まっている、そういうこと?」
レッド13「ああ、星は力尽きてしまうらしい」
バレット「んな真っ暗な未来に向かってオレたちを送り込むのかフィーラーはよ!」
レッド13「エアリスが私に触れた時、フィーラーの知識もそこにあった」
というやり取りがありました。ここからわかるのはレッド13も元々フィーラーについて知っていたわけではないということ。エアリスに触れられた事により知識がレッドに流れ込んだということです。
その後エアリスのセリフがこちらです。
私達の敵は神羅カンパニーじゃない
フィーラーをバックにこの発言です。
「本当の敵は神羅カンパニーじゃない」ということはつまり倒すべき敵は他にいるということ。普通に考えればセフィロスのことだと思いますが、今回のリメイクではセフィロスではないと思います。
というよりも、セフィロスもここで言う’敵’に含まれていると思いますが、リメイクの中ではセフィロスも恐れているさらなる’敵’が存在していると考えています。
この敵を当サイトでは’M(未知なる敵の略称)’と呼んでいます。
星の運命を捻じ曲げようとしているこのMを指しているのだと私は考えています。
このMの正体についての考察は「【FF7R】セフィロスのセリフの意味をわかりやすく説明していく」をご覧ください!

私どうにかして助けたい
今回のリメイク世界線でのエアリスは原作では知り得なかった出来事を知っていると考えられます。
そのためティファにも「エアリスは何を知ってるの?」と聞かれますが、答える前に話がそれてしまい結局答えは聞けずじまい。
そしてエアリスがクラウド、そして星を助けたいのは原作と同じですが、今回のエアリスは色々と知っています。セフィロス、そしてさらなる敵:Mからみんなを守りたいという意味だと思います。
メテオを呼ぶ以外にも世界が滅ぶエンドをエアリスは知っている。だから今回こそはみんなを助けたい!という意思表明なのかな〜と考えています。
今は迷子みたい
エアリスは他の世界線の記憶を保持している、すなわち他の世界線でもほとんど同じ運命を辿ってきました。そしてリメイク世界線ではエアリスが知っている鬱エンドを回避すること。
スラムでクラウドと初めて会った時も、エアリス的には再会だったのです。
今回こそはそのエンドを避けたい、そう思いながら行動をしてきたにもかかわらず状況は改善せず、前回の世界線と全く同じ結果に進んでいることを感じている。
だから世界を、クラウドたちを守るために動けば動くほど、自分の進むべき道がわからなくなる、という意味の発言だと思います。
私のカケラが落ちていく
そしてエアリス同様にフィーラーもすべての世界線に存在する存在です。
そのためフィーラーに触れることで原作世界線、すなわちFF7の世界線での運命が頭の中にイメージとして入ってきます。
レッド13は原作エンドの500年後、ティファはメテオエンドが頭に浮かんできました。
そしてフィーラーはエアリスに協力して原作世界線への修正を行おうとしていたのではないでしょうか。
エアリスがフィーラーの目的である本来の世界線に戻すこと、それはエアリス自身の死を意味します。エアリスの死は世界によって、フィーラーによって決められている出来事です。
フルカワ
だからこそエアリスは悩み、フィーラーに触れることで本来起こるべき出来事を再現しなければいけない、しかしそうすると自分が死ぬ。
こんなジレンマがあるのよ!ということをこのようなポエマー風に表現したのだと思います。
しかしこの後フィーラーを撃破していることからエアリスは自分が死なない世界を選び、予想もつかない「白紙」の世界に進むことを決意する流れへと進んだのです。
黄色い花が道標だったんだ

そして最後になりますが、「黄色い花が道しるべだったんだ」です。
FF7リメイク発売前に書いた記事でエアリスの売っている黄色い花について調べたことがあります。そこでわかったことは、花言葉は純粋、無垢、威厳の3つであるということです。
これはあくまで現実世界のものであり、ゲーム内では以下のような設定があります。
黄色いゆりの花の花言葉は’再会’だそうです。
そしてこの時エアリスはクラウドとはゲーム内で初対面だったにもかかわらず’再会’という言葉を使い、初対面ではないことを匂わせています。
これは他の世界線では何度もクラウドと何度も何度も同じようにスラムで出会い、そして旅をした記憶がはっきりとある。だからこそエアリス視点ではこの初対面は再会なのです。
エアリスはこのように何度も世界線を移動した結果として現在のリメイク世界線にいると考えられます。世界線ごとに微妙に起こる出来事は異なり、出会いも旅の順序も異なっていたのかもしれません。
しかし出会いはいつもこの黄色い花だった。
あの黄色い花を出発点としてエアリスとクラウドが出会い、また新たな世界線の始まりである、という意味で黄色い花を道しるべであるという発言をしたのかもしれません。
まとめ
フルカワ
すべてやると軽く数万文字になってしまいそうなので、一旦これくらいにしておきます。もう1周、いやもう2周程度クリアしないとすべて理解することはできないかな〜と思っています。
しかしFF7リメイクのストーリー理解に必要なキーワードはやはり’世界線’です。
原作で起こった内容が今回のリメイクでも同じ、というわけではない。これを前提にして今後もエアリスの記憶を考察していきます。
今回はエアリス生存ルートもありそうな根拠も揃っているので、ぜひそちらもご覧ください!
なるほど。
「再会」は周回しているエアリスにとってクラウドと「再会」。
クラウドの中に見えるザックスと「再会」。
我々、原作をした者と「再会」。
いろいろな意味の再会ですね。
テーマの一つは「再会」。
コルネオのところのレズリー君も再会。
今、いろいろな章を巡っています。
やはり教会からの物語は胸熱です。
「かくれんぼ」
「迷子」
の列車墓場のシーンも胸が痛くなりました。
こどものエアリスが「もういいよ」と。
ティファが「みつけた」。
エアリスが「みつかっちゃった」と。
ここはとてもいいシーンでした。
それにしても序盤なのにクラウドさんが、張り切ってます。
女性にも男性にもモテモテ。
りらさん
またしてもコメントいただきありがとうございます!
言われてみれば「再会」がキーワードになっているのかもしれませんね!
リメイク世界線でのクラウドとの初対面時のシーンも伏線なんですね〜
「花言葉は再会、だよ」
エアリスとクラウドも、エアリスとクラウドの中のザックスも、レズリーと彼の彼女も、
我々原作ファンとリメイク版FF7も再会ですね!!!
新しい視点です!
かくれんぼのシーンも直前のエリゴル戦に疲れてあまり覚えていなかったので、
補足していただいてありがとうございます(笑)
りらさんのコメントを読んで、お返しする内容を考えていると次々に新たな考察が生まれています!
より一層深い考察を行っていきますので、
今後も気づいたことがありましたらまた教えて下さい!
いつもありがとうございます!