フルカワ
どうもこんにちはフルカワです。今回はFF7リメイクのパラレルワールド説の補足として、クラウドやエアリスが他の世界線の記憶を持っている根拠を考察していきます。
フィーラーの存在や意味深なセリフからもループものである説はほぼ確定。
しかしプレイ時間約30時間を考慮すると、具体的にどのシーンが根拠になっているのか忘れてしまいました。
そのため2周目をプレイしている現在はそのような世界線跳躍ものであると考えられる根拠をまとめていきます!
目次
クラウドの他世界線の記憶
プレート崩落のイメージ
まずはchapter3にて、壱番魔晄炉の爆破後に電車に乗って七番街スラムに到着した際にスラムの掲示板仁いた男と話したときのこと。
その場所から頭上を見上げると、そこには’上’の町を支えるプレートがそびえていました。
そしてクラウドは一瞬何かがフラッシュバックしました。
その光景は七番街プレートが崩壊するイメージです。この光景は後に見ることになる現実なのですが、この時点のクラウドには知る由もない出来事です。
このイメージは他の世界線、もしかしたら原作FF7の世界線での記憶である可能性もありますが、クラウドは他の世界線での記憶を持ち得ていると考えられます。
エアリスに涙
※画像だと分かりづらいですが、クラウドさん涙してます。
エアリスと二人で七番街に向かおうとした時、伍番街スラムの出口にて。
再度何かがフラッシュバックし、この時は具体的なイメージは何も出てきていなかったのですが、エアリスに関するイメージだと考えられます。
そしてクラウドは突然涙を流します。この後のストーリーで具体的なイメージも出てきますが、エアリスに関する悲しい記憶というと、やはりエアリスが亡くなってしまうことだと思います。
このままストーリーが進むとおそらくまた同じことを繰り返しになることは自明。アトラクタフィールドの収束によりエアリスが死亡することは間違いない。
他の世界線での記憶がクラウドには残っており、そのエンドをクラウドは体験していないのに知っているのです。だからあの時、クラウドは涙を流したと考えられます。
エアリスの持つ他世界線の記憶
エアリスの挙動は明らかにおかしいです。
知らないことを知っていたり、フィーラーについて知っていたり。エアリスは明らかに何かを知っています。その何かとは、言うまでもなく他世界線の記憶です。
この壁、絶対越えようね
コルネオの屋敷から列車墓場、そしてついに戻ってきた七番街。
そして駅を抜けたところで突如出現したフィーラーの大群。’運命の番人’として、歴史の改竄を決して許さないフィーラーはこの時点では正体不明。
過去に何度も邪魔をされたクラウドとティファにとっては’正体不明のモンスター’でしかないにも関わらず、エアリスは「この壁、絶対に越えようね!」と発言。
このセリフは当サイトでも考察しているようなフィーラーの世界にとっての役割を理解していないと出ない発言です。そのため他の世界線、またはループ前の世界にて既にフィーラーと遭遇した事があるのでしょう。
そしてその記憶を今回の世界でも持っているためこのセリフが出たのだと思います。
「何いってんだこのブログ・・・(・・?」
とお思いの方、まずはフィーラーという存在がどのようなものなのかご理解ください。詳細に説明する当サイトでも一番人気の記事なのでぜひ読んでください!

マリンをよろしく、でしょ
そしてフィーラーを撃破した後、先に支柱に向かったクラウドの後をティファを追おうとした際、エアリスにセブンスヘブンにいるマリンのことを頼もうとした時のこと。
ティファ「エアリス、あのね、セブンスヘブンに・・・」
エアリス「マリンが待ってる、でしょ?」
なんでティファの言いたいことが先回りできたの?ってことです。
ましてやこの段階ではエアリスの前で「マリン」とは一度も発言していませんので、知る由もない事項。
他の世界線でもおそらくこの事態は何度も起こり、そして何度もこのタイミングでティファはエアリスにマリンを頼んだんでしょう。
つまり、これらの出来事からエアリスが他の世界線で起こる事象、すなわちアトラクタフィールド(世界線収束)を知ることにより、何が起こるのかを最初から全て知っているということになります。
エアリス「何度やっても私は死んでしまう・・・
それどころかMという新たな敵も現れてしまって・・・何度ループすれば私も死なず、世界も死なずに住む世界線にたどり着けるの?」
そんな深い業を背負っていると考えるのが普通です。
ここまで理解するとエアリスがすべてを知った上で行動していることがおわかりになると思います。
さらに上記でしれっと書きましたが、おそらくFF7リメイクにはセフィロスの他に’M’という敵が存在します。
Mはセフィロスですら手がつけられない存在であり、これがラスボスになると予想しています。
そのためMがという存在の根拠をまとめた記事もありますので、そちらも併せてご覧ください!
なお本記事の最後にもM考察記事へのリンクを付けてありますので、後からでも読めます!

それ以外のリーディングシュタイナー持ち
ここまででクラウドとエアリス、特にエアリスには強く他の世界線の記憶があると考えられます。
しかし彼ら以外にもリーディングシュタイナー(他の世界線の記憶を維持する力)があると思われるキャラクターが多くいます。
言ってしまうとほぼすべての主要キャラにはこの力が宿っていると考えられます。そのため個人的に気になるキャラをまとめていきます。
セフィロス
セフィロスは言うまでもなく原作の世界線とは異なる態度をとっています。今作のセフィロスはクラウドを中身に引き入れようと必死です。
まずは七番街の支柱が崩壊した後、突如現れたセフィロス(おそらくは幻影)により「また守れなかったな」と言われます。
ここで言うまたというのは原作を含む、多くの世界線にてこの事態が起こったことを指していると思います。
セフィロス「お前らは何度七番街支柱を守ろうとしても、結局はアトラクタフィールド、そしてフィーラーの干渉により絶対に七番街を守ることはできない。今回もそうだったな」
という意味だと思われます。これがパラレルワールドを裏付ける強い根拠の一つです。
フルカワ
その他にも彼は終盤でわけのわからないセリフを喚き散らします。
本当にマッタクワケガワカラナイヨ・・・と思いましたので、なんとか理解できるように考察をしてみました。
先程のMとも関連付けて説明しているので、全体の理解のためにぜひ彼のセリフの意味を考えていきましょう。

ルーファウス
また根拠は弱いですが、ルーファウスもリーディングシュタイナーの力を持っていると考えられます。
神羅ビルにフィーラーが大量に襲来したのをみて、不思議な間とともに、何かを察している視線をツォンに向けていました。
ルーファウス「これまでの世界線とは違うぞツォン!こんなことはこれまでなかったはずだ」
とでも言いたそうな顔だったのでもしかしたら彼もリーディングシュタイナーがあるのかもしれません。
レッド13
レッド13は確実です。
彼はフィーラーに触れた際に原作世界線の500年後のシーンがフラッシュバックしますが、それを見て以下のような発言をしています。
レッド13「我々が捨てようとしている風景だ」
つまりフィーラーを倒すことによりアトラクタフィールドの収束がなくなり、これまで確定していたその風景がなくなることを知っているわけです。
他にもいくつか気になるコメントをしていますが、フィーラーの役割を知っていることが最大の根拠だと思います。
まとめ
フルカワ
このように調べていくとリーディングシュタイナー持ちのキャラは非常に多いのです。
まだまだ見落としてしまっているシーンも多いと思いますが、パラレルワールド説はほぼ確定。その結果、非常に難しい設定になってしまったと考えられます。
無印原作版をやっていないと理解することはほぼほぼ不可能になってしまったように感じますが、やっている私からしたら考察しがいがあります(笑)
以下のパラレルワールド検証記事も併せてご覧ください!自信作なので読んでいただきたいと思ってます(笑)
クラウドの涙の理由は違うと思います。
私は、エアリスがザックスに最後に宛てた手紙の「あなたと一緒にいたい」の言葉をクラウドの前でエアリスが口にしたことで、彼の中にあるザックスの記憶や想いが呼び覚まされ、自覚なく流した涙であると思います。
私自身エアリスが「もっと一緒にいたい」って言った時に、ザックスに宛てた手紙を思い出して泣きそうになりました。そしたらクラウドが泣いてるので鳥肌がたちました。
エアリスに会いたいという想いだけでミッドガルに向かい、志半ばクラウドに想いを託したんですから。ジェノバ細胞の力で、彼の中でザックスは生きていると。
ジェノバの記憶を取り込む能力、擬態する能力。
古代種の星と語り合う能力。
フィーラーの時空を跨ぎ星の運命を守る能力。
他の世界線の記憶を保持していると言うよりも、これらの能力や接触による影響で、見えたり感じたりしてしまうのではないかと思います。
ナナシさん
コメントいただきありがとうございます!
確かにその説もあるかもですね!
クラウドの中にいるザックスの記憶がエアリスの言葉に反応して、
それが生理現象として現れたということですよね。
エアリスとの物理的な接触により原作の運命が見えるようになったり、
他の世界線の記憶が戻ったりするのは間違いないようです。
そのためザックスの記憶、意識がさらに表に出てきそうになったのかと、
そういう考察も可能ですね〜!
>>ナナシ
クラウドの擬人格はあくまでクラウドの一面であるので、涙もエアリスとのやり取りも、全てクラウド自身の感情から出ていますよ。
もしその説が成り立つのであれば、エアリスを見かけたとき瞬間にもっと呼び起こされる記憶などがあります。
しかしザックスが知らない、クラウドしか知らないエアリスの死の場面のフラッシュバックがある点などから、エアリスに関するいずれの行動、言動もクラウド自身によるものです。
なので、事実関係だけに基づけばそこは明確にその説ではないと言えるでしょう。
CCしかやっていないので、あればオリジナルをしっかりやるのもオススメします。
否定…というわけではないのですが、念のため。
ksさん
コメントありがとうございます!
クラウドの人格はややこしいことに第3層まであります。
最下部にニブルヘイムのコミュ障人格、第2層にザックスの人格をコピーしたソルジャー人格、そして最表層にティファの頭の中のクラウドを第2層がコピーした人格。
そもそもここが複雑なのですが、
おそらく普段の人格、最表層にある人格には主にクラウドの人格ですが、
そこにザックスの意識もありますが、主にクラウドの感受性で感情が生まれています。
実際にザックスの感情がクラウドの中にあるわけではなく、
「ザックスだったらこう思うだろうな〜」というクラウドの想像です。
時折「ザックス」という名前を聞くとクラウドには何かがフラッシュバックしていますが、
それは自分の記憶のブラックボックスの部分が揺さぶられているからであり、
クラウドの中にいるザックスが反応したわけではない。。。
というのが通説ですけどね。
でもそれ以外にもザックスとクラウドの関係があると思うんですよね〜
例えばザックスの細胞がクラウドに直接インストールされてるとか、
魂とかそういうものではなく、具体的に細胞が注入されているかもですね〜
細かい部分ですが、
列車墓場でティファはマリンについて、1度発言をしています。
また、マリンと呟いた後に
「早く七番街に戻らなくちゃ」と言っているので、エアリスがマリンの事を先読み出来た可能性はあると思います。
(かなり勘が鋭い点は否めませんが(^^;)
レオンさん
コメントいただきありがとうございます!
そうでしたか!見落としていました!
だとしたら「マリン」という名前を知っていても不思議ではないですね。
しかしエアリスに頼もうとした時に「マリンをよろしく、でしょ」と言われたティファの、
なんで分かるの!的な表情が気になりますね〜。
おっしゃるようにこれだけでループもの!と決めつけることは早計ですね。
ご指摘いただきありがとうございます!
今まさしくプレイしてるので時期外れのコメントごめんなさい
パラレルワールドを移動はYU-NOというゲームがまさしくそれを表現したゲームで、ちょうど最近DQ11も終わらせたところなので、パラレルワールド、記憶ありの巻き戻し路線がすんなり自分の中で落とし込めています(特にDQ11とは開発期間かぶってるような)
オリジナルをやってないというのもあるかもしれませんが
そもそも、ボス戦などで経験を継承しながら再度挑めたり、イベントミニゲームもやり直す度に変化したりと、そのシステム自体が伏線に思えてなりません
なんつってさん
コメントいただきありがとうございます!
おっしゃるとおり、ループモノであることはおそらく間違いないと思います。
Chapterシステムそのものがループであることを匂わせているものであると思われます。
だから1周目ではエアリスとデートして、2周目ではティファと、バレットと・・・
といったように、少しずつ世界が姿を変えている描写が露骨にあります。
どこまでループものを説明できるのか難しいのですが、
今後も考察を続けていきますね!