クジャタ
どうもこんにちはクジャタです。
今回はクラウドやバレットが所属するアバランチの敵、神羅カンパニー社長であるプレジデント神羅が魔晄炉を爆破した理由を説明します。
魔晄炉を爆破して星の生命が伸ばす、これを信じて魔晄炉を爆破したアバランチメンバーの気持ちは理解できます。
しかし魔晄炉を直接的に爆破したのはバレットたちの爆弾ではなく、神羅のボス、プレジデントでした。
なぜ自社の製品生産工場である魔晄炉を爆破したのでしょうか?魔晄炉を破壊すればどのようなことが起こるのか、一番わかっているはずですけどね。
魔晄炉を破壊・爆破した理由
クジャタ
- 魔晄エネルギー=精神エネルギー=ライフストリーム
です。このイコール関係だけ御理解の上読み進めてください。
オープニングでクラウドたちが向かった壱番魔晄炉。アバランチ一行はこの魔晄炉の最深部に爆弾を仕掛け、完全に破壊するための作戦を遂行中でした。
そして皆さんもご覧になったように、魔晄炉最深部で爆弾を仕掛けようとした直後、警報が作動して最初のボスであるガードスコーピオンが登場。最初のボスとの死闘が始まるわけです。
撃破後、その場に爆弾を置いて逃走するクラウドとバレットとジェシー。脱出後に爆弾が作動しましたが、実はその爆発の威力は小さく、魔晄炉全体を破壊できるほどのものではありませんでした。
その様子を見ていたプレジデント神羅が側近のハイデッガーに命じて、彼のスマホから司令を送り、魔晄炉内の機関銃モンスター、スイーパーカスタムを遠隔操作し、魔晄炉に向けて発砲。
その結果あの大爆発を起こすこととなり、一番街では多くの人が亡くなり、さらに魔晄エネルギーの供給が止まり停電が起こっていました・・・
クジャタ
それにミッドガルも神羅の町ですし、魔晄炉を通じて市民の暮らしを支えていたはずですし。
なぜ自ら破壊するような真似をするのでしょうか?
これはおそらく、プレジデント神羅の徹底した反乱分子のあぶり出しだと思います。
世論を味方につけるため
神羅カンパニーは世界一の企業であり、その仕事は多岐にわたります。
表向きには魔晄エネルギーを供給するライフライン屋さん、さらには戦争屋から裏稼業まで。手堅く広範囲な仕事をこなしている会社になります。
そして重要なことに、ミッドガルの一般市民は神羅カンパニーに対して悪いイメージは持っていません。普通に’大企業’や’インフラ企業’というイメージを持っています。
この状態で、アバランチのように神羅の魔晄エネルギーがすなわち星の生命であることを知るミッドガル市民は少ないのです。だから市民たちは自分たちの使う魔晄エネルギーを’ただ便利なもの’としか思ってません。
そしてアバランチは、神羅カンパニーに真っ向から立ち向かう組織は神羅側からもマークされており、数年前から既に活動をしており、神羅側の治安維持部門から既に監視されている存在です。
そのため神羅的にはアバランチを潰したいという気持ちが強く、そのために一般市民の力を借りようとしたのです。
つまり、魔晄炉爆破をアバランチのせいにして、市民からの密告を促すためでしょう。
クジャタ
そしてテロにより魔晄炉を爆破されたことで、神羅カンパニーは被害者となり、アバランチは加害者となる。
この事実をミッドガル中にばらまくことで、アバランチはミッドガル全体でマークされる存在となり、治安維持部門が彼らを見つける手間が省けるということです。
そのため自ら魔晄炉を爆破解体したのだと思います。
そもそも魔晄炉とは
魔晄炉とは、地中深くを走る魔晄エネルギー、正式には精神エネルギーを地上に汲み上げて、それを電気やガスの代わりに使えるように変換する施設なのです。一応モデルは原発説が濃厚です。

この精神エネルギーとは、地上にいる生き物が死んだ時に変化するエネルギー体のことです。
ブーゲンハーゲンによると、人は死ぬと精神エネルギーとなり星をめぐる、そして新たな生命へと受け継がれるのだそうです。
またそれだけではなく、このエネルギーは星の表面に傷ができた時にその傷の付近に集まり、怪我を癒すのです。
ここに目をつけたセフィロスさんがメテオで意図的に星に傷をつけ、そこに集まった精神エネルギーを独占しようとしています。
他にも神羅がやっているように電気やガスの代わりにもなるので、日常生活には欠かせないものになりましたが、その代わりに地球上の限られた資源である精神エネルギーがガンガン汲み上げているクソ企業!ということでアバランチは怒っているのです。
魔晄炉を破壊するとどうなるのか
ここからはケット・シー、すなわち都市開発部門統括のリーブさんによる見解です。
結論から言うと、魔晄炉を破壊するとライフストリームが地上へと一気に吹き出します。
詳しく言うと、魔晄炉は地下より精神エネルギー(ライフストリーム)、つまり魔晄エネルギーを組み上げる設備です。
その仕組は地下に流れる精神エネルギーを組み上げるバルブを開けて、そこからぐんぐんと吸い上げる仕組みです。
そのバルブは一度開けてしまうとあるだけ地上へとライフストリームを汲み上げるため、資源が枯れるまで止まることはできないのです。
無理に止めてしまうと、地下から地上に引っ張ってこられたライフストリームがバルブで詰まってしまい、結論として爆発するのです。
だから無理に爆破することで、本来時間をかけて吸い上げるはずだった魔晄が一気に地表に吹き出してしまい、そのインパクトで爆発が起こるのです。
これが’テロの仕業’として世間に公開され、アバランチがお尋ね者になったということです。
まあ彼らが爆弾を仕掛けたことは事実ですし、何も逆らいようはないんですけどね。
まとめ
クジャタ
FF7は割とリアルな描写が多いです。
神羅カンパニーとアバランチの間にある魔晄エネルギーに関するイデオロギー対立だったり、アバランチを潰すためのプレジデントの工作だったり。
政治的な部分だったり、天然資源を巡ってお金を取るのか星の生命を取るのかで揺れる人類の選択だったり。割と今の世界と似ている部分が多いのがFF7の特徴だったりします。
このように政治的な部分も理解していくことで、より一層理解できるかもしれませんね〜