どうもこんにちはクジャタです。
本記事で当サイトの記事数もついに98記事目となります。あと少しで100記事となり、記念すべき日がすぐそこに近づいております。6月にこのブログを立ち上げてから早いもので2ヶ月が経過し、その間に私を取り巻く環境もだいぶ変わりました。
一番大きな変化は会社が変わったことですかね笑。
転職したことにより、ブログ作成に充てられる時間が増えたこともあり、最近になり特に更新頻度を上げているつもりです。仕事のせいでブログを書けないことが大変なストレスとなり、ついに転職に至りました笑。
そして今回の内容は、クラウドとザックスとの関係性です。わかっているようで実はあまりわからない部分だと思います。原作とクライシスコアの両方をプレイして、深い程度で内容を理解していないと彼らの本当の関係性はわかりません。
ですのでいずれもプレイした私が、クラウドとザックスの関係をわかりやすくまとめていきます!超いい話です!
ザックス・フェア
本名 ザックス・フェア
出身地 ゴンガガ
ランク ソルジャークラス1st
年齢 享年23歳
今でこそザックスのことを知っている方は多いですが、クライシスコアが発売されるまで、全くもってザックスに関する情報は謎のままでした。インターナショナル版である程度の情報が明かされましたが、まだまだ理解できるようなレベルではありませんでした。
ザックスがいなければクラウドがFF7の主人公として、世界中に認知されることもなく、さらに英雄扱いをされることもありませんでしたし、何より彼がいなければクラウドもすでに亡くなっていることを考えると、まさにザックスこそが英雄と呼ぶべきだと思います。
ザックスの性格
https://prcm.jp/album/ca0b3f3c97d4d/pic/38075037より引用
一言で言うと、チャラいイケメンです。
クライシスコア冒頭で大量のウータイ兵と対峙した時にも笑顔で「いらっしゃいませー!」とお出迎え。
さらに陰キャであるクラウドくんにも仲良く話しかけたり、タークスであるシスネにも好感を持たれたり、エアリスといい感じになったり。さらに男気もあり、曲がった事を許せないと言う強い意志も持ち合わせる最強の存在。
イケメンで強くて乗りもよくて話も面白い。ザックスこそがモテる男の典型例です。
かつてクラウドに憧れたユーザーたちの多くが中二病扱いをされてしまい、黒歴史を作ったものですが、クラウド以上にザックスのマネは難しいと思います。あの陽キャ感は一日二日で会得できるものではなく、長い時間陽のあたるところにいたもののみが纏えるオーラです。
ですのでクライシスコアが発売された2008年当時、黒歴史作成器となってしまった元凶ともいえるでしょう。
とはいえ、ザックスは男の私が見てもかっこいいので、彼がモテることになんの違和感もありません。女性からも男からも誰からも好かれる存在であると思います。
クラウドとの関係
https://plaza.rakuten.co.jp/highdesign/diary/20180…より引用
そしてクラウドとどのように関係しているのかを説明すると、なかなかに壮大な話になります。
まず2人の出会いは神羅ビル本社。時系列的に原作の7年前になり、当時ザックス21歳、クラウドが14歳の頃。まだこの頃ザックスはソルジャークラス2nd、クラウドは一般戦闘員として登用されたばかりでした。
2人は歳が近いこと、そしてゴンガガとニブルヘイム出身であり、お互いに田舎出身ということでなんとなく気が合い、そして根が暗いクラウドは、超絶陽キャでありなおかつ自分の憧れていたソルジャーである、まさにクラウドの対極にいるようなザックスと関われたことを嬉しく思っていました。
そしてその後のあのニブルヘイム事件につながるわけです。
クラウドの憧れの存在
クラウドはもともとニブルヘイムにいた頃、ティファのグループと一緒に遊びたかったのだけれども、どうしても自分から仲間に入れてと言えず、声をかけてもらえるかもしれないと思い、みんなの周りをうろついていた根暗ボーイでした。
そしてティファ事件後にミッドガルに行ってソルジャーになって、みんなを見返したいと思うようになります。この決意をティファに伝えたのがあの取水塔での告白になります。
一大決心のもとミッドガルに行ったものの、ソルジャになるために必要なジェノバ細胞摂取のための適性がなく、注入することができず、結局ソルジャーにはなれずに一般兵士になったクラウド。この頃から強い劣等感を抱くようになります。
故郷の好きな女に「絶対ビッグになるぜ」と行って都会に来たはいいものの、結局ソルジャーにはなれない体質であることが判明。現実的に考えてどうしようもなかった、今更ソルジャーにはなれなかったですwと田舎に帰るのはカッコ悪い・・・
どうしようもない劣等感を感じていたクラウドにできた友達、それがザックスだったわけです。
彼は明るく社交的で女にモテる、そして何よりクラウドの憧れだったソルジャーだったわけです。クラウドにないものを全て持っているような存在であり、なおかつクラウドと仲のいい存在であり、クラウドは男としてザックスに憧れていくわけです。
クラウドの命の恩人
そして原作のストーリーを遡ること5年、クラウド16歳、ザックス23歳の時。
彼らは英雄セフィロスを中心にニブルヘイム魔晄炉の異常動作の確認のため、ニブルヘイムに訪れました。これはクラウドにとって非常に辛いものでした。昔好きだった女に大見得張ったくせにソルジャーにはなれなかったからです。
ですのでクラウドはマスクを深く被り、村人から顔が見えないようにしていました。
そして起こったセフィロスによるニブルヘイム事件。魔晄炉の奥にあるジェノバの頭部を持ち出し、村人を惨殺し大炎上させたあの事件です。この時ザックスもセフィロスには敵わず、クラウドがなんとかセフィロスにとどめをさします。
しかしその後ニブルヘイム事件は神羅カンパニーにより隠蔽されることが決定し、ニブルヘイムの再建が行われ、この事件を知るものを口封じすることが決定しました。そしてザックスとクラウドは宝条によりジェノバ細胞を埋め込まれ、人体実験に使われました。
ザックスはもともとソルジャーになるためにジェノバ細胞が体内にあったため軽傷であり、意識も保っていましたが、もともと耐性のなかったクラウドはそのまま精神崩壊を起こしてしまいました。いわゆる「うう・・・あああ」状態になってしまいました。
その後先に脱出できたザックスによりクラウドは救出され、そのままミッドガルを目指し神羅カンパニーの追っ手と争うことになります。
ここのシーンがインターナショナルバージョンで描かれており、途中で出会ったトラック運転手のおじさんの荷台に乗り、ミッドガルを目指しているシーンですね。
今でも神羅屋敷の実験用カプセルにはザックスが書いた文字が残されています。
そしてミッドガル周辺までたどり着いたところで大勢の神羅兵に囲まれてしまい、ザックスは意識のないクラウドを守りながら応戦。しかし多勢に無勢であり、ザックスはクラウドにバスターソードを預け、亡くなってしまいます。
最後の言葉は言うまでもありません。
「俺の誇りや夢。全部やる。お前が俺の生きた証だ。」
そしてクラウドは再度精神崩壊を起こし、そのため生かしておいても問題なしと判断され、そのまま神羅兵に放置され他のです・・・
つまり、クラウドが今生きているのはザックスという英雄がいたからなのです。彼がいなければ今だにクラウドは神羅屋敷で実験されているか、各地の黒マントの男たちと同じようにセフィロスを探し彷徨う存在になっていたはず。
なのにクラウドがザックスのことを思い出さなかったことにイライラするシーンもちょこちょこあります笑。
リアル命の恩人を忘れるなんて、倫理的にダメよね。
親友関係
ザックスがクラウドを命をかけて守ってくれた理由はただひとつ。
クラウドが彼にとって親友だったから。
守りたかったから守ったわけで、誰かを守るのに理由がいるのかい?というやつですね。あまりにもかっこよすぎる彼の生き様は今や世界中が知っている。だから安心して眠ってくれ、ザックス。
君が命をかけて守ってくれたクラウドはティファという素敵な女性とともに幸せに過ごしているから安心しろよ。
まとめ
このようにクラウドはザックスの親友であり、ザックスはクラウドの命の恩人なのです。
個人的にはクラウドよりもザックスの方が好きなのです。世間的にもザックスの方が評価は高いようで、特に海外勢はザックス支持一族が多いようですね。まあ確かに、クラウドもイケメン主人公ですが、過去のことを知るとどうしてもザックスの方がかっこいいですし。
もしかして原作にザックスの話を入れなかったのは、1997年の制作時点で続編が決まっていたんでしょうか。そう考えるとかなり先見の明が冴えてますね。
原作では「ザックス」という言葉が出てくるのは終盤、クラウドの精神世界で記憶を取り戻す時、過去に魔晄炉でセフィロスを倒す瞬間を思い出した時です。「ザ・・・ックス・・・ザックス・・・ザックス!」と言ってました。
これだけではあまりにも情報量が少ない、だから最初から続編が決まっていたんでしょうね、きっと。
このように、ザックスの物語があって初めてFF7は完結します。ですので原作しかやっていな方々、ぜひクライシスコア もやるべきだと思います!ファンならやらないとダメです!
