どうもこんにちはフルカワです。
今回は、初代PS版のFF7が発売してからリメイク版が発売する2020年にかけて23年の月日がかかりました。とてつもない年月であり、当時5歳であった私もすっかりアラサーになってしまいました。
しかしここまで待っていた甲斐がありました。ようやくこの手でFF7がプレイできるなんて、思ってもみなかったです。あの時ミッドガルでてんやわんやしていた父と私は新たなミッドガルに繰り出すことができます。
そしてこの23年の間にFF7には何度もリメイクの話が出ていましたが、全て却下されてきたそうです。なので1997年に初代が発売してから2020年のリメイク発売までの流れをまとめていきます。
目次
FF7の壮大な歴史
1997年(平成9年)初代FF7発売
クラウド少年はこの時21歳、私は5歳。
いわゆる初代PS版のFF7です。オープニングで宇宙でぐわんぐわんしているところから、スラム街のエアリスまで、そしてミッドガル上空へとアングルが変わっていくカメラ割り、全てが完璧でした。
ちなみにですが、FF6のハードはSFC(スーパーファミコン)であったため、FF7からPSに移行したという記念すべき作品です。それが大ヒットにつながった理由の一つだと言われています。
2004年 Before Crisis 6年前
そしてFF7発売から7年後、ガラケーのアプリゲームでありBEFORE CRISIS(通称BF)がリリースされました。
これはFF7本編より6年前から本作の1年前までの作品であり、主人公はなんとタークスです。この時クラウドはまだ新米兵士のため、タークスと行動を共にしていました。つまりクラウドは普通に神羅兵だったのです。
そしてこの頃にザックスと出会い、ザックスはザックスで自分の任務をこなしてソルジャーとして出世していくことになり、クラウドとともにあの事件に巻き込まれていきます。
2005年 Advent Children 2年後
この頃私はまだ中学2年だった記憶がはっきりとあります。
クラスでADVENT CHILDRENを購入したやつが持ってきて、それをみんなで見ていた記憶があります。
この作品はゲームではなく、PSP用の映像作品です。時系列的には本作の2年後、クラウドがセフィロスを倒した後の世界に蔓延する「星痕症候群」という病気と、その原因がセフィロスの意志であることを知り、クラウドがセフィロスとの因縁を終わらせる作品です。
ちなみに、この時にはすでにクラウドとティファは結婚しているという説もあります。確かに同居しているし、それも考えられるかな~と思ったりしますが、どうですかね?
2006年 Dirge of Cerberus 3年後
そしてさらにACの世界の翌年には、神羅ビルの地下に発見された宝条の実験施設から、ディープグランドと呼ばれる特殊なソルジャー達が現れました。この組織と戦うためにヴィンセントを主人公として、再度星の危機を救うという話です。
ディープグラウンドのリーダーはヴァイスという男であり、セフィロス時代には聞かなかった名前です。その当時からずっと地下に眠っていたために表に出てくることはなかったのです。
そしてこのヴァイスはある男に意識を乗っ取られており、ヴィンセントもまたその男との因縁を終わらせます。
2007年 Crisis Core 7年前
そしてPSP版で登場したクライシスコアの主人公もまたクラウドではなく、ザックス・フェアというソルジャーです。
ザックスは本作でも名前は出ますが、がっつり登場はしません。するのはインターナショナル版で若干出るだけであり、それもクラウドのおぼろげな記憶の中でのみ出演になります。
しかしザックスについて知らなければFF7をプレイしたという資格はないほどに重要なキャラであり、彼がいなければクラウドはすでに死んでいるか、もしくは今でも精神障害に悩まされているほどです。
クラウドがミッドガルでエアリスと出会ったことは確実に運命です。ザックスがいたからこそエアリスとも出い、さらに惹かれあったのです。クライシスコアはFF7リメイクをやる前に確実におさらいしておくことをお勧めします。
2015年 リメイク版正式発表
そしてクライシスコアの発売から8年。
ようやくリメイクに着手していることが明らかになりました!この時私はまだ23歳でした。
これまでにも何度かリメイクはしないのかという声はあったようですが、いずれも「ない」と返事をされていたようです。そのためこの朗報から現在まで、ずっと期待が高まっている状態なので、早くやりたいですね!
2019年 (平成31年・令和元年)長編7分CM公開
しかし「本当に発売されるのか」という不安があるのも事実。それを払拭したのがスクウェアエニックスによる以下のCMです。リメイク発売前年、2019年の24時間テレビの合間に放送された7分間の特大CMです。
これが放送されてしまったらもう発売やろ!ということで、リユニオンの時が近いことをひしひしと感じているわけです。確かに、普段から「ナイツオブラウンド」とか言っても誰もわかりませんし。。。歳を感じるのも間違いないですねw
2020年 (令和2年)FF7リメイク発売!
そしてついに!
2020年3月3日にて、23年ぶりにFF7のリメイクが発売される運びとなりました!
ここまで書いてきて、歴史が長すぎることで若干の疲労を感じていますが、おさらいができてよかったと思っています笑。ここから先はまた、コメント欄でリユニオンしましょうw
いやあ、本当に長かったです(文章を書くのが・・・・)
ちなみにですが、上記の歴史は発売順に並べていますが、それらが物語的に時系列順になっているわけではないのです。割とバラバラだったりするので、作品ごとに時系列で並べていきますのでご覧ください。
FF7スピンオフ作品時系列
そのタークスとクラウドが共同で戦うゲームのようです。もう少し予習をしてまた追記しにきますね笑。そしてビフォアクライシスから1年後、ついにニブルヘイム事件が起こってしまうということです。
そのためティファとの過去の話には常にどこかしら矛盾が出てしまいます。ティファはその矛盾にいち早く気づきますが、怖くて聞けなかったとのことでした。
そして物語終盤で、ライフストリームの中でティファの助けを借りて、自分の記憶を探すことに。そこでどうにかこうにか自分がソルジャーではなく、一般兵にしかなれなかったことを思い出しました。
しかしザックスに剣を借りて、セフィロスには止めをさしたことを思い出しました。宝条博士によりジェノバ細胞を埋め込まれたこともおそらく思い出したのでしょう。
ここでクラウドの記憶が完全に戻り、セフィロスとの最終決戦に臨むこととなります。
その後若干キャラが変わり、最後の決戦前には「いこうよ、みんな」と弱々しい号令を出すと、シドに「かーーー!行くぜ!くらい言えねーのかよ!」と諭されてしまいます。
そして「いくぜ!」と言わされるシーンがあります。ですので以前のようにクールでキザな感じではなくなり、本当のクラウドに戻ったようですね。そしてセフィロスとの決戦に挑むというのが原作ですね。
原作でウェポンの攻撃により、神羅カンパニー本社も崩壊し、ルーファウスも車椅子生活を余儀なくされてしまいました。実質的に神羅は崩壊しましたが、その後もタークスはルーファウスを護衛していました。
さらに「俺たちのせいで星がなくなりかけた」とレノさんも自らのしてしまったことを理解し、反省しているようでした。
そしてストライフデリバリーサービスという自営業をしているクラウドとは腐れ縁となっており、時折連絡は取っているような関係性になっていました。
この時代には、星痕症候群という奇病が流行っており、これがセフィロスの残した負の遺産として知られていました。そしてセフィロスの意識の残るカダージュと呼ばれる人物がクラウドを襲いにきたり、ミッドガル広場で星痕症候群の子供たちを操って混乱をもたらしたり。
結局問題の中心にあるのはセフィロス、そしてジェノバでした。ここでタークスが治安維持にあたり、クラウドたちも共同してカダージュを撃退するという話です。
レノさんとルードに声が入ったのが感動的でした。ハイデッガーはいなかったのに対し、タークスがいてくれて、製作陣のタークス愛が感じられました。
3年前に滅んだはずの神羅カンパニー本社の地下に、実はソルジャーが隔離されており特殊な人体実験が行われていたのです。彼らはヴァイスという男を中心に、世界に混沌をもたらすべく地上に出てきて暴れ始めていました。
この時、かつて神羅カンパニー本社に勤め、都市環境部門統括を務めていたリーブさんが代表を務める世界解放機構を中心に、ヴァイスと戦っていました。
そしてヴィンセントも自らのカオス因子をもとに、ヴァイスと戦うという話です。
一見すると原作とはあまり関係ないように見えますが、実は関係ありありです。
ヴァイスという男はディープグラウンドのボスとして君臨していましたが、宝条博士が死ぬ前に自分の意識をネットワーク上に残し、その意識をヴァイスに植え付けたために、ヴァイス=宝条ということで、原作とも関係しているのです。
ですのでヴァイスを倒した時、宝条博士の意識を完全に処分したことになるので、ようやく宝条をこの世から完全にデリートとすることに成功するわけです。
さらに宝条は、もともとタークスに属しており普通の人間だったヴィンセントにカオス因子を埋め込み、人間でなくした張本人であるだけでなく、ヴィンセントの思い人であったルクレツィアを奪った恋敵でもあります。
さらに二人の間に出来た子供が体内に入る時にジェノバ細胞を埋め込み、セフィロスを生み出したという因縁の強い相手だったのです。その人物を抹消できたことで、ヴィンセントの心境にも変化はあったことでしょう。
かなりスピンオフ作品も時系列が難しいので、私もミスがないように日々見直していきます。
そして次にそれぞれの作品でのクラウドくんの年齢の転換をみていきたいと思います。かつて私の友人はクラウドに憧れて金髪にしていた時期がありましたが、今ではすっかり黒髪短髪のアラサーになりました。
あの髪型ができるのも若いうちだけですので、きっとクラウドくんは若いんでしょうね!
クラウドくん年表
そうこうしているうちに、ティファのお母さんが亡くなってしまい、その日初めてティファとクラウドが話すことになりました。
そしてニブルヘイムには、死者がニブル山を越えていくという話が伝わっているようで、ティファも母を探してニブル山を越えて行こうとします。
当初ティファの仲良し3人組も共にニブル山についていきますが、途中で脱走。まあこれが普通ですね。そこに現れたクラウドくんは、ティファに追いつき、二人で吊り橋を渡っている時に吊り橋が壊れ転落。
この時はなんとか助かったけど、ティファパパからは「クラウドのせいでティファが怪我をした」と勘違いされ、「お前が何を考えているのか全然わからん!」とまで言われてしまいます。
本作では描かれていませんが、ティファとも微妙な気まずさが流れていたことでしょう。
この時、ティファに怪我をさせてしまった後悔からクラウドは荒んでいき、自分の強さを求め誰彼構わず喧嘩をしていくことになります。
その時からクラウドの中で、ソルジャーになることが強さの証明だと考えるようになっていきます。
そしてソルジャーになるきっかけ、自分の弱さを実感した直接のきっかけになったティファを村の給水塔に呼び出し、そこで俺ソルジャーになるよと宣言。
この時もティファによると、あまりクラウドと話をしたことがなかったので突然呼ばれてびっくりしたと後日談。しかし好きな子に宣言することで、自分を追い込むという例のアレですね。
男はこういうことしますね。試合前に絶対勝つよ!とか言ったりしてましたよ笑
そしてこの年、クラウドはミッドガルに向かい、ソルジャーになろうとするも、魔晄適性がなかったようでソルジャーにはなれず、一般兵士として勤務を開始することになります。
そしてザックス、セフィロス、そしてクラウドのメンバーでニブルヘイムの魔晄炉の異常動作の原因を確認する任務に就きます。
そこでセフィロスが魔晄炉の奥に封印されていたジェノバを発見し、自身の生い立ちを知り、セトラを滅ぼした人間たちに復讐に燃えることになります。
その第一弾として、ニブルヘイムの村人を虐殺し、村に火を放ち、魔晄炉でティファパパとティファを切りつけ、止めにきたザックスも英雄セフィロスにはかなわなかったのです。
その後不意打ちを食らわせた一般兵のクラウドくんにより、セフィロスは重傷を負い、そのまま魔晄炉にジェノバの頭部もろとも落とすことに成功しました。
そしてセフィロスの暴走を隠蔽するため派遣された宝条博士と神羅の一団により、クラウドとザックスは捕らえられてしまい、クラウドは後天的にジェノバ細胞を埋め込まれてしまい、大量の魔晄を浴びせられることになります。
それが元で重度の魔晄中毒になってしまい自我を失うことに。
ザックス「俺の誇りや夢、全部やる」
という遺言を残し、バスターソードを受け取りザックスは亡くなってしまいます。
その後クラウドも捕らえられますが、精神錯乱を起こしていたために放置しても問題ないと判断されたことで、殺されずにその場に放置されることとなります。この内容は神羅屋敷に残されたメモで確認することができます。
そして精神医崩壊を起こしたままミッドガルをさまよっていると、奇跡的にティファと再会。その段階ではまだ魔晄中毒だったのですが、ここでジェノバ細胞が本領を発揮。
ジェノバ細胞とは「相手の記憶をコピーし、自分の行動に影響を与えること」です。すなわち、相手が自分に対し抱くイメージ、記憶をそのまま演じることができる能力です。
すなわちティファはクラウドのことを「ニブルヘイム出身のソルジャーになったクラウド」だと思っていたので、クラウドの中のジェノバ細胞は「ニブルヘイム出身のソルジャーになったクラウド」を演じようとしたわけです。
ソルジャーだった頃の記憶はザックスの話を元に構築していたのです。そうしてザックスから聞いたソルジャーの話を元に、自分がティファの思うように「自分はソルジャーだった」と思い込むようになったのです。
しかし幼馴染のティファからしたら、微妙な齟齬すらも隠せないということで、クラウドの言っていることがなんとなくおかしいということで、アバランチに紹介し、様子を見ていたというのがティファさんなのです。
まとめ
思った以上に長い文章になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
FF7は他の作品と比べて、個人的にかなり思い入れのある作品ですし、嬉しいことにスピンオフ作品も多いため、他の方も同じ気持ちであることを願うばかりです。
好きなゲームなのでより多くの方に深く知ってほしいということで、この記事を書きました。ですので少しでもFF7について知っていただければ私は十分嬉しく思います。他にもこんな記事が欲しいなどあれば、お手数ですがコメント欄にていただければできる限りすぐに書いていきます!